相談者様から頂いたお便り
以前、ご相談を頂いた相談者様より嬉しいお便りを頂きました。
相続が発生する前の相談で、色々と状況が複雑である複数の専門家の力が必要だった案件です。
専門知識がないとなかなか解決が難しいものだったのですが、各専門家と連携を取ることで問題を1つずつ解決をすることができました。
当時の状況をそのまま詳細にお伝え頂きましたので、ぜひ紹介をさせて頂ければと思います。
※本人には掲載許可を頂いています
高齢の母の手術と入退院が続いて相続を考えるようになったとき、ちょうど大学時代の同好会の同窓会で慶優の廣田さんにお会いする機会に恵まれました。
彼女は大学時代から優秀で何でもテキパキこなし、多くの友人に慕われ頼られていた存在でしたので、思い切って事情をお話ししたのです。
すると、廣田さんはさっそく税理士先生をご紹介くださり、姉と私の相続についての相談に一緒に立ち会い、その後もいろいろとアドバイスをくださいました。
何となくよく分からないまま姉と堂々巡りの話をしていた問題点が解決しすっきりしたときに、もう一つの問題を思い出しました。
それは、父から遺産相続した群馬県の土地のことでした。
相続したのは、主人の仕事の都合でアメリカ生活を始めたときでしたが、そのときはこんな大事になるとは思わなかったのです。
アメリカ滞在中は、その土地がちょうど高崎市の土地区画整理事業の対象地であったこともあり、一時帰国時の際に何度か市役所で書類にサインしたり、当該地の測量時の立会いなどしていましたが、帰国後はしばらく子供の進学や母の介護などの日々の忙しさにかまけてそのまま放置していました。
後日住民票をとりアメリカから日本の住所へ住所変更すれば済むとたかをくくっていたのです。
今回の母の相続の相談をしたことで思い出しましたが、数えてみれば父の遺産相続のときから約15年が過ぎていました。
今度こそは真面目に取り組もうと、数年前に入手していた登記簿を確認したところ、仮換地への移動前の建物の滅失登記が済んでおらず、所有権の履歴の欄に約45年前の「所有権移転請求権仮登記」という文字が・・・。
あわてて父の残したメモや登記などの資料を探し出し紐解いたもののよく分からず、どうしたらよいかどこから手をつけてよいか見当もつかず、母からも確実な情報は得られず、文字通り呆然となったのでした。
そこでまたさっそく廣田さんにご相談しました。
今回は非常に複雑そうでしたので少しのアドバイスをいただけるだけでも幸いと思っていたところ、何をすべきかを、すぐに長いメールで細かく丁寧に教えてくださったのです!そして、手続きについて必要なこと、注意すべきことなど手取り足取りすべてご説明くださったのです。
主に下記の3つの手続きが必要ということで、それを聞いただけでもめまいがしました。
①仮登記抹消の件:弁護士の先生へ依頼
②住所変更登記の件:司法書士の先生へ依頼
③建物の滅失登記の件:土地家屋調査士の先生へ依頼
そんな中廣田さんは、必要に応じて専門家に問い合わせたり調べたりして詳しく教えてくださいました。
弁護士、司法書士、土地家屋調査士の先生方をご紹介くださり、日程調整から場合によっては訪問に付き添ってくださったうえ、概算料金まで教えてくださるなど、着々と詳細にわたり本当にご親切にお世話くださいました。
まさに廣田さんの指示に従うだけで手続きがスムーズに進み、詳細はあまりに煩雑で覚えていませんが、今思い返してもご紹介くださった先生方は大変信頼でき、ご対応は丁寧で無駄もなく、気持ちよく進んだことはよく覚えています。
つまり、弁護士の先生は仮登記のご本人がご存命であることを突き止めてくださり仮登記解除証書を入手し仮登記抹消を済ませ、司法書士の先生はアメリカでの3回の転居も含めたすべての住所変更登記を済ませ、土地家屋調査士の先生へは廣田さんの問い合わせで建物滅失登記の不要が判明し、すべてとどこおりなく完了したのでした。
そしておかげさまで登記上の所有権が明確になりました。
その後、父の存命中に始まった高崎市都市計画区画整理事業は約30年かけて完了し、すっきりした登記簿を目の前にして、今後はいつでも売却や相続など自由に扱えると心から安堵した次第です。
何度も慌てふためいた私でしたが、そのたびに廣田さんにお願いしては、多くの信頼できる先生方を紹介くださり、まさに救われました。
本当にありがとうございました!心から御礼申し上げます。
不動産関係にとどまらず、遺産相続の件でも、困っている友人がいれば是非廣田さんを紹介させていただきたいと思います。
これからも多くの方々を窮地から救っていただきたいと期待しつつ、ますますのご活躍をお祈りしております。
ー東京都大田区・パート勤務 新山 多恵(仮名)